この度「関西あさくら会」が発足しました。地方都市の活力衰退は、各種の社会的要因が複雑に錯綜して起こって いますが、朝倉市はも例外ではありません。 市では、いろいろな施策が行われておりますが、故郷を離れた我々には、その全実体像がほとんど伝わってきません。 母校においても、少子高齢化の影響を受けて、学校運営の基盤固めに苦心されています。地域社会が衰退するという ことは、すべてが活力を失うことに繋がります。そこに、新しい理念と発想が求められる所以があると考えます。 近畿朝倉会としても、関西と故郷朝倉を結ぶ「関西あさくら会」が、母校の栄光と発展に直接直接寄与してくれるこ とを期待しています。 このページの最後に西日本新聞の記事を載せています。お読みください。(関西あさくら会事務局長・羽野記)
観光情報発信、経済交流 大阪で故郷・朝倉応援 「関西あさくら会」 あす設立総会 関西在住の朝倉市出身者でつくる「関西あさくら会」が16日、大阪府大東市を拠点に設立される。出身者の親睦だけ でなく、観光情報の発信や地場企業との経済交流、朝倉市への政策提言などを活動の柱とする方針。 市によると、県外には、朝倉高校OBを母体にした親睦団体はあるが、政策面も支援する団体の発足は初めてという。 同会の設立準備委によると、会員は出身者に加え、朝倉市への進出企業の社員など「朝倉と縁のある関西在住者」(事 務局)で構成。設立時、約150人になる見通し。年に一度の総会で、朝倉の観光イベントや経済活動などの情報を共 有するほか、「観光」「経済」「文化」などの分野で、朝倉の活性化に向けた具体策を検討・提言する分科会も設ける 方針。 大阪市で16日に開かれる設立総会には、塚本勝人・朝倉市も出席予定。朝倉市は昨年3月、初の観光基本計画を策定。 同10月には市出身で関東、関西在住の経済人を「親善大使」(2人)に任命し、大都市との観光、経済交流を図る施 策を展開中。準備委によると、この親善大使任命を機に、観光客減や人口減に悩む故郷の再生に、目に見える形で貢献 したいという気運が高まり、同会設立につながったという。 準備委の羽野洋之事務局長(66)は、「故郷を懐かしむだけでなく、浮揚の道筋を考えていきたい」。市商工課は 「関西でのPRの足掛かりになりそう」 と期待している。同会の事務連絡所=06(6307)0570。 (10月15日=西日本新聞) 「関西あさくら会」 大阪で設立総会 関西在住の朝倉市出身者でつくる「関西あさくら会」の設立総会が、大阪市内で開かれた。会員は出身者に加え、朝倉 と何らかの縁のある関西在住者で構成。総会には会員約130人をはじめ、塚本勝人・朝倉市長や、朝倉の企業関係者 なども参加、計約150人が交流を深めた。 総会は16日にあり、会則と役員が承認された。会長に就任した内田健彦氏(関西福岡県人会顧問、上秋月出身)は 「商都大阪から朝倉を応援したい」 とあいさつ。塚本市長は 「会員同士の懇親とともに、歴史ある秋月、朝倉の発展 に貢献してほしい」と、期待の言葉を述べた。総会後の懇親会には、朝倉市の観光親善大使「第27代女王卑弥呼」の 佐々木詩衣奈さんも参加。全員で唱歌「故郷(ふるさと)」 を歌い、ふるさと談義に花を咲かせていた。 (10月17日=西日本新聞)
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